トリプルガラス樹脂窓について書かせて頂きたいと思います。
住宅で夏の冷房時に窓から入ってくる熱は約70%、冬の暖房時に窓から逃げる熱は50%と言われています。その窓に関して、世界的に日本はどの程度のレベルなのか調べてみました。
一般的に窓の性能はU値(熱貫流率)という数値で表され、数値が小さいほど断熱性能が高いのですが、世界で最も基準の厳しいといわれているドイツでU値0.9(W/㎡・K)以下、お隣の韓国で1.6以下を推奨、中国で2.0以下らしいです。日本はと言うと・・・・・アルミ製窓+ペアガラスの窓で4.0程度、アルミと樹脂の複合窓+Low-Eペアガラス(夢心ホーム標準)で2.3程度です。世界的に比べると日本は窓の性能はかなり低いようです。
日本製の高性能窓では、YKKAP社製のAPW430という窓があります。この商品は、樹脂窓+ダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入)という仕様となっており、U値はドイツ基準並の0.9程度です。オプションでクリプトンガスを入れると0.8を切る商品もあるようです。
高性能のAPW430ですが、つい最近お客様に採用して頂く機会がありました。左上の窓の写真は、取付けの完了したAPW430です。ガラスが3枚になっており、見た感じ断熱性が高そうに見えます。
トリプルガラスの窓と聞くと値段も倍以上と思われる方もいると思いますが、実際の価格はアルミと樹脂の複合窓の価格に比べて倍までは行きません。今後この窓を少しでも多くのお客様に採用して頂くため、夢心ホームでは特別価格で提供していきたいと考えております。参考程度でも結構ですので、当社にAPW430の比較見積依頼をしてみては如何でしょうか。